OJT研修を実施しました

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今回はOJT研修を担当しました。育成手法にはティーチングやコーチングと言った手法もありますが、部下のモチベーション維持も大切です。育成者の癖として自分自身の知識や経験をもとに指導するために、なかなかうまく育たない、成長しない等の声をよく耳にします。

指導する育成者も新人時代があったように、指導を受ける側とのギャップや理解しているとの誤解から「うまく伝わらない」「わかってくれない」と思うことが多いのが実情です。初めて教えることは「ティーチング」、やったことがあるものは「コーチング」と皆さん認識も理解もされていますが、すぐに結果が欲しい、改善されないことが、育成手法を誤った方向へ向けてしまいます。

「人は他人の言葉では動かない、自身の言葉で動くもの」これはコーチングの概念ですが、ほとんどの方がコーチングをしているつもりで誘導質問を行い、コントロールしようとする方が多いのが実情です。

パナソニックの創業者でもある松下幸之助氏は「人と比較して劣っているといっても、決して恥ずることではない、けれども去年の自分と今年の自分を比較して、もしも今年が劣っているとしたら、それこそ恥ずべきことである」と言う言葉を残しています。人には成長するスピードは違います。着実に後退しない育成が組織の戦力を向上させ、1+1=2以上になることを理解して、部下育成をすれば、組織は成長します。

これから就業人口が減少する日本では組織の部下育成の手法や考え方に変革をすることが大切になるのではと思い、講義しました。

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