今回は管理職のためのマネジメント研修を実施しました。受講者は21名でしたが各社より参加され、年齢も若手からベテラン層までと幅広い層の方が受講していました。
研修では管理職のマネジメントで必要な要素として、以前の経営資源は「人」「もの」「金」が主流でしたが、現代では「セキュリティ」「コンプライアンス」「時間」「情報」が加わり7つの経営資源と言われています。
そこで研修では、これらの経営資源を活用するためには管理職者のリーダーシップやマネジメントが必要不可欠であることを学び、どのように活用すべきかを学ぶ研修です。特に人材育成がこれからの企業に求められるとことを再認識してもらいました。何故なら日本の就業人口は政府の発表でもあるように減少したいくだけである。だからこそ、企業にとっての最重要課題は人材の確保であることは言うまでもありません。
特に大企業はブランド力、安定性があるため学生からの人気が高いことは、当たり前ですが、一方で中小企業は採用活動に関してご苦労されていることはよく耳にします。それらを解消するためには、組織の中で育てる文化を確立されることが求められます。
研修でお伝えすることは、人の成長は様々であること。成長スビートが早い人材もいれば、遅い人材もいます。ところが実際の職場では平均以上の結果を出す人材は重宝され、成長スピードが遅い人材はレッテルを張られる傾向にあります。当然、業績がある以上、高い結果を出した人材は評価されるべきですし、低い実績の方は評価されないことは認識できますが、問題なのは人材の育成と評価は別物であることです。
どこの企業も人を採用するに当たり、経費や費用が発生します。入社しても即座に結果が出ないことが大半です。よって入社して一人前になるために3か月、6カ月、1年と時間がかかります。人材の成長スピードが遅くなればなるほど、企業の投資額は増加します。反面、成長スピードが遅くなるしも、一人前になる前に退職されると全ての費用は無駄となります。
だからこそ、人の成長スビートは個人差はあり、去年の自分より今年の自分が、対前年からマイナスにならないような仕組みやマネジメントも必要です。管理職は部下ひとり一人の能力や結果を正確に把握して、対前年度と比較して個々の指導や能力アップを援助する観察力、指導力は不可欠です。そのようなことを学習する講座でした。
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