ハラスメント防止セミナーの講演を行いました

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今回は2時間の「ハラスメント防止」のセミナーの講演に登壇してきました。内容はハラスメントの原因や種類、改正労働施策総合推進法(パワハラ防止法)の適応基準や解釈、また典型的なパターンなどについてをお話してきました。

まず、原因として考えられることは、人は自分自身の経験や価値観、判断基準で相手とコミュニケーションを取る傾向があります。自分の経験や価値観と相手の経験、価値観は相違するのにも関わらず、職位、年齢などの立場の違いから起こることが大半です。

「これぐらい出来て当たり前」「〇〇さんができるなら貴方にもむできるでしょ」「一度、教えたのだから、なぜ出来ないの」などの発言から、言われた側は萎縮したり、本来の実力を発揮できなかったりすることで、精神的、肉体的にもダメージを受ける等の構図が考えられます。

これらはマネジメントにも言えることですが、今より未来が成長すること、一人ひとりの能力アップが組織全体の戦力アップに繋がるという思考が働けば、他人と比較しない、一人ひとりの能力アップに繋がります。ですが、目の前の結果を重視すると、それでは満足できない側が、強硬的に指導したり、言いすぎることで発生することが大半です。

その行為が、暴力的、威圧的、精神的に相手を追い込むことが「ハラスメント」という問題によってひき起こされることになります。そこでセミナーでは、人には接し方の癖があります。その接し方によって相手に合わせた接し方を工夫して、伝える技術、聞く技術を学び、職場全体の活性化させる手法をお伝えしています。

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