今回は2日間にわたり「ディベート研修」を実施しました。対象は20歳代後半から40歳前半の33名が参加されました。ディベートとは特定の論題について、あえて異なる立場に分かれて議論をする手法のことです。具体的には、自分の意見に関係なく肯定・否定グループに分かれ、相手側もしくはジャッジと呼ばれる第三者に対して、理論的に説得を行うことです。
言わば「論理的説得」などと言われることがあります。今回は参加されてる方の業務内容が多岐にわたっており、関心を持っている内容もさまざまなため、ディベート演習の試合では「価値議題」をテーマに肯定側、否定側に分かれて実施しました。
参加者の世代的に「マイホーム」を持つ年齢と言うことと、またこれから未来にマイホームを持つ方も多い年齢層から「住宅ローンを利用するなら〇〇銀行で借りるべきである」と言うテーマで行いました。
やはり関心が高いのか皆さん、事前に準備した資料やインターネットを使って調べたデータやエビデンスを屈指して立論、反対尋問、反駁、最終弁論と論戦を行いました。またテーマ的にも審査員が審査しやすいテーマでもあり、皆さん真剣に取り組んでいました。
ディベートの試合では、人前で喋ることができる人、苦手な人もいましたが、作戦タイムの時間でアドバイスをしたりチームワークが発揮されるなど、楽しく2日間の研修を終えました。
最近、「ディベート研修」を実施する企業やクライアントは減少しましたが、このような研修もこれからの時代には必要不可欠なんだと痛感させられた研修でした。
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