修のコンプライアンスの重要性を認識して、職場において違反行為にならないための必要な知識の習得とまた最新の法改正のポイントなど学び、管理職者は勿論のこと、全職員がコンプライアンスの大切さ守る意義をはじめ、健全な職場風土をつくることを目的とした研修内容となっています。
現在の日本においてコンプライアンスが叫ばれるようになった背景は企業の不祥事が挙げられます。粉飾決算、食品偽装、データ改ざん、バイトテロ、ハラスメントなど、公務員おいては民間事業者における接待や官製談合などは、よく耳にする事象です。そこで本研修では下記の3つの項目に着目した内容となっています。
1.コンプライアンスの基礎知識~基本を理解する
コンプライアンスとは「法令遵守」と理解されていますが、日本においては法令だけではなく、人としての道徳感や組織独自の倫理感までを遵守項目として理解されています。また違反行為が行われると組織に対する影響は大きく、個人ごとの価値観のズレなどが根本的な原因となることも少なくありません。基礎を学習します。
2.リスク管理とコンプライアンスの重要性~相関性を学ぶ
なぜ、法令を遵守するのか、コンプライアンスを遵守することで、自身を守ることになることは勿論のこと、部下や組織を守ることになります。これらは一種のリスクマネジメントであり、職場で複数の人に同じ質問したときの解答がバラバラでは、意味はありません。そこで直近の改正された法律やルールを改めて学ぶ項目です。
3.コンプライアンス遵守の行動基準~部下育成の視点
この項目では、職場で起こりえるコンプライアンス上の問題、ハラスメント、内部通報者保護、改正された育児・介護休業法など、タイムリーな法改正の理解と職場内の未然防止や対策などを盛り込んだ項目です。特に法令違反によるダメージや損害は企業や組織にとってはリスクとなります。本研修では具体的にどのような内容なのかを改めて理解してもらうことに加え、職場で発生しやすい、ハラスメント問題や定義、行為等を理解し、職場の安全配慮を行える知識を習得する項目です。