約340名を対象とした「コーチング研修」無事に終わりました。

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8月の終わりから実施していた「コーチング研修」も9月21日の最終開催をもって無事、全9開催を終えることが出来ました。開始当初は新型コロナウイルス感染症が東京都でもかなりの方が感染しており、いつ感染してもおかしくない状況でしたので、無事に終わって「ほっと」しています。

今回の研修では若手の社員、中堅社員、管理職、ベテラン層まで会社で育成に携わっている340名のトレーナーの方が対象でした。

研修では人材育成の重要性として、日本では就業人口が減少する中、10年後、20年後まで会社を存続させるためには人を育てる文化がある会社が生き残れることや、いろいろな世代が会社で働く中、価値観、生き方、経験、知識がそれぞれ相違している現状で、如何に相手に合わせた育成やコミュニケーションの取り方を育成者が変えて実施できるか等を講義しました。

ティーチングありきでは、育成者の知識、経験に左右され、部下や後輩の成長度合いにバラつきが発生するだけでなく、指示待ちの社員しか育てることができません。新人など右も左もわからない部下や後輩に「コーチング」は無駄となりますが、ある程度の経験や知識を持っている部下や後輩は「コーチング」をすることで自らが気づき、考える力と実行力が醸成されます。

今まで当たり前に、意識しないで育成していたところから、部下、後輩ひとり一人の能力、力量、性格などを個々に判断しながら育成する大切さを再認識してもらいました。

全9回参加者のタイプはそれぞれですが、若手は何となくでも、中堅は今を振り返りはっと気づき、管理職は今の現状を変えようという雰囲気が伝わってきました。

各回とも最後に今回学んだ「コーチング」を職場で実践する前にご家族に一回やってみることを宿題として研修を終えました。今日の自分より明日の自分が成長するように願っています。

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