新規採用職員研修(地方自治体)を実施しました。

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今年度の新入社員研修は地方自治体の新規採用職員を対象とした研修からスタートいたしました。毎年この時期は講師としても楽しみでもあり、基本に戻れる意義のある研修です。

なぜなら、民間会社にしても公務員にしても新入職員、社員はとても初々しい姿で、希望に満ちて晴れやかな印象がある人を前に講師としても初心に戻り、マナー、礼儀、身だしなみも含めて他の研修と比べると意識していることが多いからですね。受講生においては、これからの社会人生活を経ることで、妙な慣れに流されるのでなくは、初心のこのような意識をこれからも持ち続け成長してくれたらと願うばかりです。

今回の研修は地方自治体と言うこともあり、担当したのは地方自治制度と公務員についてを講義しました。地方自治とは「国から自治の権能を認められている公共団体」ですが、実際に行う「住民自治」と「団体自治」について説明し、自分たちの地域のことは自分たちが責任をもって行うということを解説しながら、公務員として守らなければならないことや、そこで働く職員の目的、意義などを解説しました。

また、民間会社員と違い、公務員の「全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」の基本概念を念頭に置き、公務員としてあるべき姿を伝えさせてもらいました。

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