よく管理職研修において、よくこのような質問を受けることがあります。「どうしたら自発的に動ける部下が創れますか?」答えは簡単なことです。管理職であるあなたは自発的に動けていますか?。Yesならそのような部下は創れるし、No1なら難しいと言っています。
すなわち自発的に動ける上司は「やり方を知っています」出来ない上司は「知らない」から部下は育たない訳です。では具体的にそれを教えたり、育成をするのは別物です。自身はやり方を知っていても、一人ひとり、やり方、手順、スキル、能力は様々です。だからこそ、自分自身にあった育成テクニックが必要になります。
有名な偉人の言葉に、日本海軍、山本五十六大将の言葉があります。「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」という言葉です。まさしく人間のとしての感情やモチベーションの源は、昔も今もかわらないところがあります。それは「自分が起こした行動に対して自信が持て、周りからも認められ、褒められること」
管理職の力量とは、確かに能力が高いことも大切なのですが、人に対する応用力(どんな人に対しても親身になれる、相手の個性を理解できる、本気で褒めることができる)別の言葉では「人間力」が大切である。そんなことを研修時、熱く語っています。