研修に登壇しているときに、参加している受講生には、少なからずマイナス志向で考える人、また、やる前から、できない理由を考える人が必ず存在します。このような特徴は全体的にみると、若年層より中高年の方が多い傾向があります。なぜでしょう?、現在の状況に失望している?、今までの経験から判断している?など理由はたくさんあるとは思います。
50歳を超えると人生を終えるまでに平均寿命で考えると残り35年程度しかありません。人生の折り返し地点を過ぎたときに改めて考えるのは、この先に「やりたいこと、やってみたいこと」を個人的な考えを講義中に話すことがあります。自分の現在年齢で昔と違って、体力的にできないこともこれから多くなってくるので、仕事でも、プライベートでも今を逃すと二度と出来なくなることも多いと伝えています。
あなたは、どんなことをやりたいですか?、今の年齢から5年後、10年後、20年後どんな人生を送るのですか?と尋ねるとできない理由を考える人は、漠然としたこのような質問に対して、無言になる方が多い、一方で出来る理由を考える人は、楽しそうに自身の夢、やりたいことを熱く語ってくれます。
組織に属する、会社員でも公務員でも前向きに出来ない理由を考えるより、出来る方法を考えた方が人生楽しいよね。そんな他愛もない言葉を言う講師に笑顔を見せてくれました。