令和6年度の新入社員(職員)研修を担当しました。今年は4月2日から12日まで5社と1市役所の研修を担当させて頂きました。各社それぞれですが、高校卒から大学院卒までの幅広い企業、高校卒から大学卒までの市役所、大学卒と大学院卒の複数企業などの研修を担当しました。
昨年と違って、少し大人しいところがありましたが、全体的に素直で吸収力も高い印象がありました。担当した企業や役所の関係かもしれませんが、やんちゃな方が昨年よりは減少した感じです。
新入社員研修では必ず、学生から社会人への意識変換として「なぜ社会人になったのか」をグループで討議しますが、嬉しいことは「お金をもらう」立場ななること、嫌なことは「自由な時間が少ない」ことは毎年変わりません。意外なのは嬉しいこと、嫌なことの上位に「異世代の人との付き合い」がベスト、ワーストに出でくることです。
学生時代は同学年に近い人との関わりであり、考え方や価値観が一般的には合いやすいのですが、今回の討議では「異世代」との関わりを望んでいる人も多くいることです。
ビジネスマナーの講義で驚かされるのは「電話応対」が出来ないこと。受講生のほどんどがビジネスホン、固定電話を知らないため、電話の受け方がわからないことに、世代間ギャップを感じました。家庭から固定電話もなくなり、スマートフォンした扱わなかった世代ですからやむ得ないとは思いますがびっくりでした。更に驚かされるのは「メモが取れない」ことてす。会話しながらメモをとることが出来ない人が多かったです。
これ以外にも名刺交換、お辞儀、コンプライアンス(法令遵守)の重要性等を講義してきました。半年後のフォローアップを実施する企業も多いため、半年後にどこまで成長しているのか楽しみにしているところです。