新入社員フォローアップ研修を担当しました

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今回は今年の6月に実施した企業の新入社員に対するフォローアップ研修を担当しました。この半年の間で成長もみられ、嬉しく思います。ただそこは経験の浅い新入社員ですから、本当の勝負どころは2年目以降かもしれません。

仕事にも慣れてきて、周りの期待も大きくなり、周囲が求めているレベルまで達するのか、周囲との人間関係に順応するのか、これからは自身の実力や頑張り具合が評価されてくる時期でもあります。そこで研修ではモチベーションについて触れて講義を進めました。

人によってモチベーションの原点は相違しますが、何かの欲求を目標に切り替わった時、「このために頑張ろう」等の支えになるものが発生します。

以前の新入社員は「いい車に乗りたい」とか「早く出世したい」「高い時計を買いたい」等の物欲や出世欲が多く聞かれましたが、近年の新入社員はあまり物欲とかは無く、すごく現実的です。「貯蓄」「趣味」「余暇の過ごし方」等、すごく現実的な意見が多いです。

いずれにしても、自身の根底にある「やる気」の源が強ければ強いほど、人は貪欲に努力ができる原動力に繋がることがあります。

もう一点は周囲とのコミュニケーションです。新入社員の3年定着率が70%というデータもあります。

「人には性格もある」「接し方にもタイプがある」そのことにより人間関係で「気の合う人」「合わない人」が存在します。なぜそのようなことが発生するのか、原因は相手に「こうしてほしい」「気づいてほしい」と期待したことが、「わかってくれない」と言った期待を外れて、人間関係が崩れる傾向があります。

「他人と過去は変えられない、変えれるのは自分と未来だけ」という言葉がありますが、全くその通りであり、相手に期待するのではなく、相手に気づいてもらえることを念頭においてコミュニケーションを図る必要があります。結果ではなく、過程を大切して接することが必要ではないでしょうか

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