今回、ある企業の30歳代~40歳代の方を対象としたモチベーションアップを目的とした研修を担当しました。
ビジネスの第一線で働く会社では30歳代や40歳代は勤続10年~18年を経過して、知識もスキルも経験も豊富で「脂がのった人材」と言うの方々です。ですが、日々の生活は毎日同じことの繰り返しで「やりがいを感じない」「モチベーションが上がらない」等の声が多く聞かれます。
けど、今までしていた仕事が未来への蓄積になっていることまでは意識されていません。日本の平均寿命が85歳程度とすると人生の折り返し地点くらいです。ライフステージでは結婚して子育てが終わる頃に「何をしよう」とか「何がしたい」とかを考えるのではなく、現在から考えていることも大切です。
研修ではモチベーションとは何なのか、自分自身が大切にしているものは何か、得意なことは何か、何が喜びなのか、どんな時にやりがいを感じるのか等を改めて考えることで、少しでも未来のあるべき姿を描くきっかけをこの研修で感じてもらいます。
私は50歳でこの会社を起業しました。「お金持ちになりたいとか」「儲けたいとか」では無く、今までの人生の中で培ったことを多くの人に伝えたいと考えたのが起業した理由です。だから毎回の多くの研修に登壇する時には緊張もありますが、楽しみながら研修を担当しています。そして、毎回違う受講者との接点は大切を大切にしています