ハラスメント防止のためのコミュニケーション研修を担当しました。

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ハラスメントの問題が毎日のように報道される昨今、ハラスメントに研修の依頼が増えました。当然、犯罪に関わるようなハラスメント行為は、間違いなく違法行為ですが、職場では微妙な判断となりえる事象も多いのが実態です。研修ではハラスメントの法的解釈はもちろんのこと、ハラスメント防止のためのコミュニケーションに関わる内容も含めて研修を実施しています。

コミュニケーションとは人間×時間×空間が発生する時に生まれるとされていますが、やはり感情を持った人である以上、人それぞれのコミュニケーションの取り方や受け取り方のズレが生じてしまいます。人とは勝手な動物であり、他人とコミュニケーションを取るときに自身の過去経験、知識、判断基準で相手の話を聞いたり、伝えたりしています。

生き方が相違する限り、人は他人のことを理解できないし、コントロールすることもできません。唯一できるとしたら、相手に気づいてもらうことだけです。コミュニケーションを取るときに「わかってほしい」「理解して欲しい」ではなく、相手のことを考えた上で気づいてくれるようなコミュニ―ケーションを目指すこと、たとえ「わかってくれなくても仕方がない」と言った思考も大切です。

人には必ずと言っていいほど、苦手なタイプの人が存在します。自身のスタイルのみで接すると必ずと言ってよいほど、反発、反感を持ったり、持たれたりすることになるため、研修では相手のタイプに合わせた接し方のコツをレクチャーしています。自身の思いやスタイルを押し通すだけではなく、自身を変化させてみることも大切です。

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