コーチング研修を担当しました。

ブログ

今回は8月29日より全9開催の「コーチング研修」に登壇しています。対象は先輩社員(5年目)から管理職者まで約340名を対象とした研修です。

1開催あたり30名~40名を1クラスとして全9開催の実施です。受講者の年齢層も20歳代半ばから50歳代までと年齢層の幅は広く、価値観、考え方、経験、知識も皆さん様々です。できるだけ分かりやすく、言葉を噛み砕いて講義をするように心掛けてます。

また参加者は皆さん一生懸命受講していますので、講師としても常に全力投球、一回ごとに完全燃焼する勢いで話をしますが、研修が終わると一気に疲れに襲われるのは・・・歳のせいか?研修の受講生と講師は一度限りとなることが多いため、「一期一会」という言葉どおり、その瞬間を大切にして研修を実施しています。

今回のテーマは「コーチング」です。スキルとしては経験や知識が無いとかなり高度なスキルであることには間違いありません。そこで研修ではリーダーとのしての心構え、組織が必要としている人材像、またティーチングスキルも含めて、一日の後半でコーチングを演習を通じて実施しました。

コーチングでは「場づくり」「現状認識」「あるべき姿」から課題(改善点)を発見して、コーチングを通しで、コーチを受ける人に気づかせることが目的です。ですがコーチがあまりにも上っ面の問題にしか想像できない、判断できないと、本質的な改善や気づきを与えることができないため、コーチングは成立せず、コーチを受ける人は苦痛を伴うことが多いのです。

そこで研修受講後に職場で実践する前に、まずは受講生の身近な人に(夫、妻、子供、恋人、兄弟)にコーチングを実施してみるように宿題としてお願いしています。

今はうまくできなくても、諦めてやらないとの結果以外は、必ずスキル習得は可能です。そんなメッセージを最後に受講生に伝えます。

「努力する人は希望を語るが、努力しない人は不満を語る」参加した受講生、がんばれ、あきらめるな。陰ながら応援しています。という思いを持ちながら毎回研修を終えています。

関連記事