今回は市役所の中堅職員向け「キャプテンシー研修」に登壇しました。この研修も約10年ぐらい担当していますが、毎年新たなメンバーが参加しています。コロナ禍ということもあり、グループ討議を無くして、演習もペア演習までとの制約がありましたが、無事に終わりました。
研修ではチームを率いるキャプテン、すなわちプレーをしながらチームを率いる役割を認識してもらい、リーダーシップ、フォロワーシップ、対人コミュニケーション力向上のための研修が目的です。
時代とともに「背中を見せて育つ」「仕事は教わるものでは無く盗むもの」のようなひと昔の考え方では無く、他者に打ち勝つのでは無く、己に勝つことを中心とした研修です。過去と他人は変えられない、変えれるのは自身と未来だけと伝えました。
また人は目の前のことに捉われ、中長期のことは意識が薄れる傾向があります。受講生には3年後、5年後、10年後と中長期の自身を今一度、想像するように伝えました。そんな講師の言葉に真剣に聴き、反応してくれる受講生を見ていると「頑張れ」「必ずできるよ」と思いながらの1日を過ごしました。