今回はイクボス養成研修に登壇しました。現在は過去と違い、専業主婦の方が少なくなり、夫婦共働きの家庭が増えました。ある意味、研修を実施している組織、企業の受講者はほぼ夫婦共働きのような気がします。
この10月からは男性従業員の育児休職を4週間取得すべきかを企業側から聞く必要性もあります。現在の育児のおける環境も以前と比べると保育所の待機も減少していますが、毎日、保育所へ連れて行ったり、発熱などで早退を余儀なくされたりと取り巻く環境は複雑です。
今から20年ぐらい前のサラリーマン時代に部門の責任者をしているとき、女性が多い職場で正社員、派遣社員の方などがシフト勤務で働いていましたが、多くの不満を社員から聞かされました。
簡単に言うと子供を持った女性社員に甘いとか、平等では無いとか言われたことがありましたが、その部門の責任者として、会社の規程に書かれてある内容の範囲内で、子供を育てる方を支持する方針と少し強引とは思いましたが、そのように伝えた記憶が蘇ります。
女性の多い職場でしたし、未婚の方も今後は同じような立場になった時に遠慮することなく、子育てに配慮する職場になるようにと願っていました。
夫婦共働きとはいえ、まだまだ子育ては女性のウエイトが高く、男性の育児に関わり方は低いような気がします。例えば子供が発熱したり、保育園を休むようなときは女性が仕事を休む傾向が高いことも理由としてあげられます。
イクボス養成研修では、男性、女性に関わらず、育児を行う人たちに対する支援、方法、考え方、評価や、仕事内容の精査、見直しに至るまでの管理職者としての考え方わ醸成する内容に構成しています。